1章
「悪夢」
ここはドコ?
気がつくと火の中に包まれた。そして大きな円陣の中に
俺たちがいた!
火で覆われた塔の中を歩く自分と知らない人たちと、歩いていた。
そこで、言い聞かされた。「君は自分の命をかけてまで
成遂げたいのかい?」
「ああ、そうだよ。自分の命をかけてね。」お、俺がなぜ!!!
「俺がぁーー」
夢だった。
俺の名前は「橋川 連」冒険家なんだ!
旅の始まり
連は勢いよく起きた。額にはたくさんの汗掻いていた。
「いやな夢を見てしまった」
また、連の手には一枚の手紙があった。
「たくさんの国をわたり
火、あるところには
宝石あり。山を登り
地を降り、塔に足を静め
あくを、ほろぼせ」
連はこの手紙を見て不気味に思った。「何故ここに手紙あるのか」
「この内容の意味とは?」
そして、不思議にも思った。
そして、連はすぐに家を飛び出した・・・
そして、歴史に詳しい人など、たくさんの人に聞いたが
全ての人は「知らない」と答えた。
連は飲食店に行った。
そこなら、いろいろな国から来た人がいるから、
分かる人がいるのではないかと、連は思った。
中に入ると、酒の匂いがした。
酒で酔ったおじいさん、ばかりいた。
とても、話を出来る状態ではなかった。
店の奥を見ると、若い連より年上の人がいた。
彼に話を聞くことにした。幸い彼は酔っていなかかった。
そして、彼に手紙を見せた。すると彼は驚きながら言った。
「この手紙は、どこで見つけたの?」
「いや、あの、理解してくれないと思いますが夢を見た後・・手に・・・・」
「おなじだ!」
「え?」
「俺も同じような悪夢を見たんだ!」
彼も手紙を持っていた。その手紙には、連の手紙とは違う文だった。
「仲間を見つけ
旅をする
行くところには
過酷な困難、それを乗り越え
悪を滅ぼせ」
詳しく話を聞くと、彼は火の中を歩く夢を見たあと
手に手紙があった。それを見て町の人に聞いてみたらしい。
それで、連と同じようにここに来たらしい。
「聞き忘れました。あなたの、名前は?」連が言った。
「時雨 伸 「シン」って呼んで。君は?」
「あ、俺は 橋川 連 「レン」って呼んでください。」
伸は言った。「これから、何かあるかもしれないから、・・いやあるから 連、よろしく!!」
連は伸の言葉に不安を抱きながら、答えた。
「伸、よろしく・・」
伸は気づいていたのだ。
悪夢、手紙、そして仲間。
これが、偶然ではない事が。
もう、世界の異変は始まっていたのだ!